マザー・テレサへの質問
どうも。
31歳でセミ独身、フリーターになった。
わんだらあです。
マザーテレサへの質問について書いていきます。
上甲さんはマザー・テレサの言葉に常々深い感銘を受けていたそうです。
そこで、
この人に会いたい!
という思いで、
インドのカルカッタ(現・コルカタ)に後先考えずに渡ったそうです。
直接、マザーテレサに聞きたいことがあったからという理由で、
インドに渡るなんてとんでもない行動力!
しかもマザーテレサに直々に会ってなんて考えに至るのが凄いですね。
成功者は行動力ですね。
行動力というので思い出しました!
今朝、仕事場の入り口に飾ってある額縁の言葉です。
人より才能があっても
人と同じくらい寝ていたら
人と同じくらいの才能にしならない
的な言葉が、可愛らしいお地蔵さんのイラストと共に、
ゆるかわな感じで描かれている系のやつです。
こういうふわっとした雰囲気のイラストの言葉って結構心に刺さりますよね?
僕だけだけですかね?笑
話は戻りまして、
当時のカルカッタは人口一千万人のうち二百万人が路上生活者で、至るところに生死も分からない行き倒れ人が転がっているような状況だったそうです。
全身から膿を出している人、ウジ虫が湧いている人、そばに寄れるものではないくらい。想像を絶する惨状だったと思います。
僕なら見て見ぬふり、というよりそういう場所に赴くことも躊躇すると思います。
しかし、マザーテレサは仲間のシスターたちと、一番死に近い人から順番に抱きかかえ、”死を待つ人の家”に連れていき、
体を綺麗に洗ってあげ、温かいスープを与えて見送ったそうです。
せめて最後の瞬間くらいは人間らしくと願ってのこと。
時代も国も違うとはいえ、
あまりにも日本とかけ離れている実情に驚愕しました。
現在の日本は平和ボケと言われていますが、
僕なんかまさにそうです。
日本で戦争、飢餓なんて目の当たりにしていないのであるわけないと思っています。
世界に目を向けてみるとそうではないですよね。
上甲さんは運良く、カルカッタの礼拝堂でマザーテレサに面会できこう質問しました。
「どうしてあなた方は、あの汚い、怖い乞食を抱きかかえられるのですか?」
マザーテレサは即座に、
「あの人たちは乞食ではありません。」
と答えたそうです。
上甲さんは驚き、
「あの人たちが乞食ではなくていったい何ですか?」
と聞くと、
「イエス・キリストです」
と答えたそうです。上甲さんの人生を変えるひと言だそうです。
マザーテレサはさらにこう言いました。
「イエス・キリストは、この仕事をしているあなたが本物かどうか、
そしてこの仕事をしているあなたが本気かどうかを確かめるために、
あなたの一番受け入れがたい姿であなたの前に現れるのです。」
上甲さんは松下政経塾で、あんな人は辞めてほしいと思っていた塾生が、実はイエス・キリストであったことに思い至ったそうです。
僕がこのひと言をマザーテレサから聞いたといえ、こう言った考えに至る気は正直しませんが、上皇さんが噛み砕いてくれたことにより、僕のような人間でもそうなんだと思えるひと言になりました。
マザーテレサが仕事として捉えていたのかということは置いておいて、
そう割り切っていたとしても、僕は受け入れられないと思います。
上甲さんは、
「これまで他人を変えようとするあまりどれほど人を責めてきたことだろうか。」
と自問自答したそうです。
「しかし、いくらそれを続けたところで人を変えることはできない。」
「人生でただ一つ、自分の責任において変えられるのは自分しかいない。」
常に問われているのは、
「自分から変わる勇気を持てるかどうかだ。」
このことに気づいた途端、心が晴れ晴れしてきたそうです。
僕自身、この劣悪な環境は誰々のせいだ!
と人のせいにして、人が変わらなきゃ、環境が変わらなきゃ良くならないと思っていました。
この考え自体が間違っていたんだなと気付かされました。
他人はそう簡単に変わらない。一番コントロールできる自分でさえ変得ることが困難なのに。。。
まずは自分が変わってみる。
自分から変わる勇気を持つことから始めてみたい。
ありがとうございました!!!!